MemoRandum

ゲーム / エンタメ / 自由業

2/28のあさイチ 「フェイク広告にご用心!」とアフィリエイトの話

ぼんやりNHKのあさイチを見ていると、フェイク広告にご用心!という見出しでニュースが。

芸能人の土屋太鳳さんがダイエットに成功したと手に持っているサプリメントが、実はインスタの写真に加工した嘘のものだった……という悪質な広告の紹介から始まりました。

明らかに同業者、アフィリエイターの所業ですね。というわけで、アフィリエイターとして日記を書きたいと思います。

アフィリエイトとは

商品を紹介したり、皆の注目が集まるところに広告を貼り付けたりすることで、宣伝料として報酬をいただくビジネスです。

広告の種類や媒体は多岐に渡り、YouTuberも広義でのアフィリエイターにあたる職業です。事務所に所属してる人はタレントなのではないかとかツッコミどころもあると思いますが……

まあ、アフィリエイターという言葉のイメージが悪すぎるのでYouTuberさんをアフィリエイターとは呼びたくないですけどね。

「稼げるフリ」をすると本当に稼げる世界

アフィリエイトを始めて、色々なメルマガに登録したり、実際それにお金を出したりしながら感覚で分かったことなのですが、アフィリエイトは稼げるフリをすると稼げます。

例えばメルマガを使ったダイレクトマーケティングという手法でよくあるパターンは、「こうやって稼ぎました」という宣伝文句で集客し、直接的にメールを送信できるメーリングリストを作ります。

本当に有益な情報を提供しつつも、成果報酬を得られる商品をメルマガ内で紹介し、購入を促します。

必ずしも紹介する商品が高額の詐欺商品ではなく、適正価格の良品だったり、無料の優良広告業者の紹介だったりするのがミソです。

詐欺商品を売りつけているようなイメージの方も多いと思いますが、そういった露骨な詐欺商材は逆に少ない印象です。

このブログのように不特定多数に向けて情報を発信して集客するよりも、メールのように直接的な方法で情報を提供した方が、商品の成約率が恐ろしく高くなります。だから多くのアフィリエイターはメルマガを読んでもらいたがりますし、読んでもらえるなら本当の意味での詐欺をする必要はありません。

ただ、稼げるフリをしてメルマガに人を集めるというパターンに関しては、「これで稼ぎました」という方法を紹介するのではなく、「これで稼ぎましたという宣伝文句で人を集めて自分が稼ぐこと」が目的なので、詐欺といえば詐欺ですが金銭を騙し取るといった類ではなく悪質さの方向性が違うだけです。

本当なら「稼げるフリをしてメルマガに人を集めて成果報酬型の商品を紹介すると稼げる」と紹介すべきところですが、実際そうはならないのは説明するまでもないでしょう。

私はかつてアフィリエイターだったYouTuberのヒカルさんのメルマガを購読していて、1万円以上のブログテンプレートを買ったことがあります。それでも私は詐欺に遭ったという感覚がありません。

今の自分なら買いませんが、買ってしまったそれは今でも現役で使っているくらいには良い商品でしたし、メルマガの内容もブログアフィリエイトのやり方が大体分かるもので普通に勉強になりました。

今にして思えばアフィリエイターを狙って稼ぐためのメルマガだったと分かりますが、詐欺られたというよりはカモにされたなあくらいの後味です。

ただ、稼げるフリをすれば稼げるという話に最も自分の中でフィットするのがヒカルさんなので名前を出させていただきました。

少しメルマガの話が長くなってしまいましたが、ガラケー時代から今になっても迷惑メールが無くならないのは、ひとえにダイレクトマーケティングの費用対効果の高さゆえでしょう。集客のためにモラルを捨てるパターンは珍しくもないものです。

モラルのないアフィリエイターは儲かる

ダイレクトマーケティングやメルマガの話からは離れましょう。冒頭のフェイク広告の話に戻りますが、こういうことをするのはアフィリエイターしかいません。

アフィリエイターの一般ユーザーからの印象がすこぶる悪いのを感じていますが、同業者たちの所業を見れば納得せざるを得ません。

アフィリエイターの悪行の話をするために、ここでは対の存在としてヒカキンさんを例に出したいと思います。押しも押されぬ日本トップYouTuberでありながら、悪質さが全くなく、健全で誰からも愛される人であり高品質なオリジナルコンテンツを提供し続けています。

オリジナルコンテンツで十分な稼ぎになるほど集客するというのは、おそらくアフィリエイターの9.9割くらいの方にはできないことです。

ヒカキンさんにはなれないけれどそれでも稼ぎたいと思った時、こんな方法があります。ヒカキンさんの動画をダウンロードして同じ動画をアップロードしてしまうのです。

無茶苦茶なことを言っていると思うでしょうが、そこまで露骨でなくとも本質的には同じことを多くのアフィリエイターが行なっています。

規約的にもモラル的にも下手したら法律的にも何から何までアウトですが、削除されるまでの間の広告収入は入ります。他人が手間暇かけて作った作品を拝借するだけなので数で勝負できるのでそれで良しとします。

YouTubeに転載されているニコニコ動画作品を見たことがある方も多いと思いますが、それは収益になるからです。

パクツイで人を集めるtwitterアカウントを知りませんか?中身がアフィリエイターの場合、たまにリツイートされる広告があるはずです。それを見てもらいたいがために他人のネタを拝借してまでフォロワーを集めているのです。

ただアフィリエイターのせめてもの名誉のために言っておくと、YouTuberでいうヒカキンさんのように本当に素晴らしいオリジナルコンテンツで稼ぎ続けるアフィリエイターもいます。

そこまではできなくとも、ニュースをまとめたり、ゲームを攻略したり、商品を丁寧に説明したりと、自分自身でコンテンツが作れなくても付加価値をつけることで戦おうとしているアフィリエイターも大勢います。

ただそういった方法で稼ぐのは、根気や時間、アイデアなど必要なものが多すぎます。

そんなとき、モラルを捨ててしまえば余裕でそこそこは稼げてしまうのがアフィリエイトという世界であり、アフィリエイターが産業廃棄物以下の汚物であるかの如く嫌われアホリエイターだのアフィカスだの言われるのも致し方なしという気がします。

アフィリエイトの夢

そんなアフィリエイトですが、私はアフィリエイトを素晴らしいものだと思っています。堀江貴文さんはビジネスとして素晴らしいと言っていましたが、ローリスクだからビジネス的に良いとかそういう意味ではありません。ロマンを感じていて好きという話です。

例えば、大好きなゲームや作品があって、それを紹介することでお金をいただけたら素晴らしいことだと思いませんか。大好きなものに貢献することで自分を潤すことができるという事実に感じるものがありませんか。

実際にそんな素晴らしい活動をされているYouTuberさんも増えてきましたが、YouTuberよりももっと昔から存在しているアフィリエイターたちも同じことをしてきました。

またやはりビジネス的にも優れている面もあり、何かやりたいことや夢を持っている方にとって、場所や時間に縛られないアフィリエイトというビジネスは夢を叶えるための副業として悪くないと思いますし、夢を応援できるビジネスという意味ではアフィリエイトにも夢を感じます。

悪質さばかりが目立つアフィリエイターですが、私はアフィリエイトというビジネスが大好きで、その可能性にロマンを感じています。

地位向上などとホザクつもりはありません。悪質なアフィリエイターは多く、でも私はアフィリエイトが好き。ただそれだけです。