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【映画】祈りの幕が下りる時、序盤は正直つまらないと思ったけど、泣けた

祈りの幕が下りる時

祈りの幕が下りる時

祈りの幕が下りる時という映画がAmazonプライムのオススメになっていたので見てみました。東野圭吾の加賀恭一郎シリーズという推理小説シリーズがあり、その最終作である祈りの幕が下りる時が原作だそうです。

それは後から知ったことで、そのような作品の背景や流れを全く知らずに視聴したので、もしかしたら100%はこの作品を楽しめなかったかもしれません。

そんな私の視聴の感想記事です。

【映画】祈りの幕が下りる時 感想

序盤の導入がかなり冗長に感じる

物語の導入部分は、正直言って退屈でした。

何かしらの事件の説明と色々な人物の名前がばーっと出てきて、初見では全然把握できませんでした。

今にして思えば、加賀恭一郎シリーズという作品の背景を説明することで、全くシリーズを知らない私のような人でも作品を楽しめるようにするために必要な説明だったのだと思いますが、やはり何も知らない状態だと物語に何も入っていけず、数十分ほど退屈な時間が過ぎます。

正直なところ、冒頭のあたりでは「この作品はハズレかな」なんて思っていました。作品レビューを見る限り、加賀恭一郎シリーズを知らずにこの作品を見た方の中は同じような感想を持った方も多かったと思われます。

しかも冒頭で説明される人間関係や人名については、ストーリーを理解するためにはそこそこ重要になってくるので、最初の方は耐えて見るしかありません。

加賀恭一郎シリーズを知っている方は出てくる人名に聞き覚えがあると思いますので、最初から抵抗なく作品に入っていけることでしょう。

耐えの時間が終わった後は気持ちよく見られる

最初の方はあまり面白くなかったのでぼーっと見ていたのですが、冒頭の説明シーンが終わってからは気持ち良くストーリーが展開していって、最後までストレス無く見られました。

なので本当にシリーズ初見の方はとにかく最初の数十分だけは我慢してみてください。

松嶋菜々子の演技が素晴らしい

美人演出家の浅居博美を演じる松嶋菜々子さんの演技が本当に素晴らしかったです。

物語の核心になるので詳しくは言いませんが、シビれました。格好良いです。格好良かったです。必見です。

2回も泣かされた

加賀恭一郎シリーズは知りませんでしたが、東野圭吾作品は色々と見たことがあります。東野圭吾らしい悲しさと愛の表現が詰まったストーリーで、普通に泣かされました。

作品はミステリーなのですが、物語の「何故」が解消される時、とても悲しい事実が分かります。悲しいです。泣けます。

作品全体を通して、なんとなく演出が自分の肌に合わないような感じを受けていたのですが、それでも泣けてしまいました。

愛情があるからこそ、余計に悲しい。そんなストーリーです。

最後に

祈りの幕が下りる時

祈りの幕が下りる時

確かに面白かったのですが、シリーズ最高傑作とまで言われる原作だということを考えると、ちょっと微妙だったかもしれません。

視聴後の率直な感想は、「見れば面白い映画だけど、絶対見て欲しいというほどではない」という感じでした。

加賀恭一郎シリーズを知らずとも楽しめますが、やはり原作シリーズをいくらか知ったうえで視聴した方が楽しめる映画なのではないかと思います。

もっと言えば、先に原作の小説から見た方が良いタイプの作品だったのではないかとすら思っています。

私は阿部寛のファンなので阿部寛が出ているだけでも楽しめるみたいなところはあるのですが、ちょっと万人には勧めにくい映画かなという感じです。松嶋菜々子さんをはじめ、出演している役者さんたちの演技は本当に素晴らしいのですが、多分演出や構成の問題かなあと思いました。

いや、確かに面白かったし、泣けたんですけど、何となく原作のパワーが失われているんじゃないかって印象を受けてしまったんですよね。原作読んだことないんですけど。

祈りの幕が下りる時

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