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【感想】クラロワリーグ アジア2019 シーズン1 Week1 Match1~3【2019/04/25】

ついに2019年のクラロワリーグアジアが開幕しました。

というわけで熱戦の感想などを述べていきたいなと思いますが、初戦についての感想を書き上げた段階でこの書き方では長くなりすぎることに気付いたので、途中から個人的に印象に残ったポイントをピックアップしていく書き方に変えました。

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最初に

実況は岸大河さん、解説はドズルさんという全シーズンでもよくあった実況解説の並びでした。

岸さんの実況は、会場の盛り上がりと実況のテンションを合わせてくれたり、よく考えるとよく分からないことを言っていたり、うるさくない程度のユーモアを差し込んできたりと個人的には大好きです。今年もクラロワリーグの実況をしてくれて嬉しい限り。

今回はドズルさんの解説の回数が減り、元プロプレイヤーなどの方が解説を行う試合が増えるそうです。

ドズルさんの解説は非常に安定していたので少し残念な気持ちもありますが、他の解説者がどんな解説をしてくれるのか楽しみでもあります。

マッチ1 GameWith VS DetonatioN Gaming

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HANE×HANEデッキ

GameWithは、個人的に大好きな焼き鳥さんが新規加入しているのですが、多分焼き鳥さんは2on2での出場が多くなりそうで1on1ではあまり見られないかなという気がしています。

DetonatioN Gamingは、新規加入のハネハネさんとれいやさんが楽しみで仕方ありません。特にハネハネさんオリジナルのノースペル枯渇が見られるのか注目しながら見ていました。

セット1 2on2 18:55

DetonatioN Gaming:HANExHANE & Lewisチーム GameWith:焼き鳥 & ユイヒイロチーム

Banカード DetonatioN Gaming:ラヴァハウンド GameWith:ベビードラゴン

セット1 2on2 ゲーム1

DetonatioN Gamingは自分でラヴァをBanしながら高回転バルーンデッキを投入しているのが印象的でした。

対空を薄くさせてバルーンフリーズを通すという作戦だったのでしょうか?

GameWithはインフェルノタワーではなくボムタワー採用、ロイジャイにはペッカを合わせられるというところから、デッキ読みではDetonatioN Gamingの方が勝っているように見えましたが、GameWithは少ない対空で上手にバルーンのダメージを許容していました。

GameWith側には連携のミスもメガゴを余計に出してしまったくらいしか見られなく、焼き鳥YUIHIIROチームの2on2の慣れが出たのかなと思いました。

セット1 2on2 ゲーム2

スケラがまったく通りませんでした。

守られやすさを考えるとスケラは2on2向きの攻め手ではないと思うのですが、この日の試合では韓国のチームもスケラを2on2で採用していました。プロの試合で使うくらいですから意味はあるのでしょうが、スケラ採用はどういう利点があるのでしょうか。分かりません。

インターバルの会話 31:08

「ペッカのスターレベル上げたら金ぴかになれば良いのに」

「中途半端に金ぴかになるユニットが多いのでオールゴールドになって欲しいですね」

こういう試合間を繋ぐ雑談が地味に面白い。個人的には金ぴかよりもスターレベルを上げた時のスキンのオンオフ設定機能が欲しいところですが。

セット2 1on1

DetonatioN Gaming:天ぷら GameWith:KK

Banカード DetonatioN Gaming:ベビードラゴン GameWith:アイスゴーレム

セット2 1on1 ゲーム132:40

延長タイムに入る直前で、天ぷら選手の方に機材トラブルがあって再試合となりました。

情勢的には天ぷら選手が不利に見える状況で落ちたため、コメントでは散々な言われようでした。(そんなわけはありませんが)負けそうだから端末が落ちたと主張したと見えなくもないタイミングでした。

ただこの日は何度も何度も同じような機材トラブルが発生したため、最終的には不正感は薄れ、運営が用意した端末に問題があるんだなというような認識が共有されていったような印象です。

再試合では天ぷら選手が勝ったことで、結果的にも少し後味が悪い感じになってしまいました。勝ちに後一歩の状態から再試合になったKKさんにとっても、素直に喜びにくい天ぷらさんにとっても、誰にとっても幸せにならない機材トラブルでした。

セット2 1on1 ゲーム246:00

天ぷら選手はゲーム1と同じくみかん坊やさんのバルーンデッキ(通称:ピスタチオバルーン)を連投していきました。

自信のあるデッキだから連投したのか、先ほどの試合の後味が良くなかったから帳尻を合わせる意味で連投したのかは分かりませんが、天ぷら選手がバルーンの使い手という印象が残りました。

KKさんはラムライダーを採用した空に強めのデッキを採用しており、デッキ相性でしっかり勝っていきました。

49:30「さあピピピの一発!アサシンユーノ、ピピピの一発です!ドズルさん、ピピピランド来ました」

岸さんの実況も絶好調です。ピピピランドの意味は全く分かりませんでしたが。元ネタでもあるんでしょうか。

セット2 1on1 ゲーム352:10

で、でたー!!

KKさんのスタンプ同時バレル飛ばしだー!!!!

焼き鳥さんにトラウマを植え付け開幕エモートを出せなくさせたという噂の音速バレルが見られて嬉しかったです。

53:50のプリンセス延命、幾度とないロイジャイ完封など、KKさんは枯渇の神に相応しいスーパープレイを何度も見せてくれましたが、タイブレークルールにより、引き分けダメージ差で天ぷら選手の勝利となりました。

どちらかというとKK選手の上手さが光った試合のように見えましたが、それでも勝ったのは天ぷらさんという、プロのレベルの高さが垣間見える試合になったと思います。

試合後のお互いに消耗しきった顔が印象的でした。

セット3 KOH

GameWith:焼き鳥→KK→Rolaporon DetonatioN Gaming:れいや→HANExHANE→天ぷら

Banカード GameWith:インフェルノタワー DetonatioN Gaming:ディガー

れいや選手、ハネハネ選手という1on1で注目の選手が見られる面白い展開になりました。個人的にも大好きな焼き鳥さんの試合が見られて嬉しい限りです。

セット3 KOH ゲーム1 1:03:05

GameWith:焼き鳥(先鋒) DetonatioN Gaming:れいや(先鋒)

焼き鳥さんは得意なロイジャイデッキでした。個人的な焼き鳥さんのイメージは、クロスボウ、ラヴァディガー、ロイジャイ、呪文削りデッキあたりで、この中から広く対応できるデッキって考えるとロイジャイは妥当かなと思いました。

れいやさんは有名なオリジナルデッキ(→紹介動画)もありますが、ディガーがBanされているため使えません。結果的にロイジャイ対決となりました。

1試合目は一進一退の攻防を繰り広げていましたが、またもやDetonatioN Gaming側の機材トラブルで再試合に。落ちたのは先ほどと同じ端末でしょうか。

コメントでは韓国のせいと言われたりしていましたが、日本での大会でも機材トラブルは起きていましたし、どうしようもない部分なのかもしれません。有線で接続すれば良いのにというコメントもあり、確かにという感じでした。

再試合は1:09:15から。

開幕でお互いに「Good luck!」を言い合っているのは意味深だなと思いました。

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機材トラブルは運ゲーだからね、仕方ないね

れいやさんは1試合目ではほとんどロイジャイを出さずに立ち回っていましたが、今度は序盤で取れたエリアドを生かして一気に攻めたのが印象的でした。

試合の展開としては、焼き鳥さんのオーブンの位置は決して悪くないと思ったのですが、ベビードラゴンに一方的に焼かれてしまい、オーブン1個分のエリアドを取られたことで試合を持っていかれた印象です。

1:11:50ではオーブンを守ろうとしたエレウィズごとファイアボールで巻き込むというスーパープレイも見られ、日本で3人しかいないトロフィー7200越えプレイヤーれいやさんの強さを強く印象付ける試合になりました。流石です。

セット3 KOH ゲーム2 1:16:40

GameWith:KK(中堅) DetonatioN Gaming:れいや(先鋒)

れいや選手はロイジャイ連投、KK選手はラヴァランバーデッキでした。

KK選手にラヴァのイメージがあまり無かったのですが、GameWithにはユイヒイロさんがいるので教わって習得したのかななんて思いました。

どちらも素晴らしいプレイで、レベルの高さがひしひしと伝わってくる試合でした。

やっぱりKKさんは凄いと思ったのは、1:19:35でタワーが半分以上削れている状態で、墓石を出せばロイジャイを完封できるところをあえて許容して攻めでポイズンを使ったところ。

上手い人は本当に許容が上手い。私なら怖くて完封しに行ってしまいたくなるところです。どちらも本当に上手で、これでこそプロの試合という感じでした。

セット3 KOH ゲーム3 1:22:50

GameWith:KK(中堅) DetonatioN Gaming:HANExHANE(中堅)

KKさんの音速バレルで開幕した試合。

皆がハネハネデッキが見られるかと期待している中、ハネハネデッキを投入してきました。

正直な話、この1on1初試合というタイミングでのハネハネデッキ投入は非常に読まれやすいので悪手だと思いますが、ギャラリーの期待に応え、自分のデッキを信じたハネハネさんの判断は、それもまたプロという感じがしました。

ハネハネデッキに相性が良く、KKさんの得意デッキでもある枯渇デッキとの試合でしたが、それでも後一歩というところまでKKさんを追い詰めました。逆にKKさんはバレルのダメージを許容し、カウンターを攻めウッドを使って通すという戦略でハネハネデッキを攻略しました。

れいやさんもHANExHANEさんもプロの名に恥じないレベルの高さを見せてくれたと思いますが、それでも勝っていくKKさんの凄さが一層引き立ちます。

プレイと関係無いところですが、HANExHANEさんは緊張から手が震えていたのが印象的です。それだけ手が震えていても目立ったミスはしておらず、戦う意志みたいなものが見えた気がします。

セット3 KOH ゲーム4 1:30:15

GameWith:KK(中堅) DetonatioN Gaming:天ぷら(大将)

かなりデッキの読み合いが熱いマッチアップでしたが、結果的には天ぷら選手がロイジャイ、KK選手がラヴァハウンドを投入。天ぷら選手の得意デッキのバルーンをここで投入させなかったあたり、先ほどのラムライダーデッキで与えた印象は大きかったのかな、という印象です。岸さんの実況もノリノリです。

これでKKさんが天ぷら選手にリベンジを果たし、GameWithの勝利が確定しました。

単なる事故についてこんなことを言うのはちょっと違うのかもしれませんが、機材トラブルでDetonatioN Gaming側が少し有利になってしまったように見えたため、結果的にGameWith側が勝ったことで火種が自然鎮火したのは収まりが良かったかなと思います。

マッチ2 OP GAMING VS Talon 1:45:00

KING-ZONE DragonXで1on1で無双の強さを見せていたX-Bow Master選手がOP GAMINGに移籍しました。

他の選手に失礼かもしれませんが、ほぼX-Bow Master選手のワンマンチームだったKING-ZONE DragonXは大丈夫なのでしょうか。

突然のアーチャーセパレート 1:47:50

「またアーチャー来ましたね。片方居なくなっちゃいましたね」

「アーチャー抜くの好きですね。まあセパレートしたんでしょう」

単体のアーチャーをセパレートって表現するのじわじわ面白い。

X-Bow Master選手を野球に例える岸さん 1:49:15

「野球で言うなら毎回先発」

「抑えもX-Bow Master」

「対策されても研究されても強い」

クラロワリーグのルールだと1on1で絶対負けないプレイヤーが1人でも居れば理論上絶対に負けないので、圧倒的に1on1が強いプレイヤーの存在は1人でも大きなチーム力になります。OP Gamingは本当に恐ろしいチームになりました。

セット1 2on2 1:51:30

2on2でジャイスケラを採用していましたが、1-1に持っていかれた後の火力不足で負けました。2on2でスケラはやはり厳しいのでは……

3試合目(2:04:10)ではアースクエイク採用が面白かったです。トルネBan環境では高確率で防衛施設が入ってくるのでアースクエイクは非常に刺さりやすいですね。しかもインフェルノタワーまで突破していたりと、アースクエイクの可能性を感じました。

ついでにアースクエイク採用の驚きを実況に乗せてくれる岸さんの実況すき。試合後のドズルさんの解説も的確で素晴らしい。この2人の実況解説の安定感たるや。

セット2 1on1 2:11:55

1試合目は、Master Hong選手の得意デッキがゴレということでX-Bow Master選手はゴレ読みのペッカを投入するも、それを逆手に取るラヴァを投入して素晴らしいデッキ読み勝ち。

それでもただではやられないのがX-Bow Master選手で、2:14:20では、ここで勝つしかないと判断したのか攻めまくります。岸さんもテンションが上がって「もう相手の攻撃の手を絶対に止めさせない」というよく分からない実況をしています。

2:23:00のスケルトンの一連の流れから、素直にOopsとかスタンプ送っちゃうのが、プロの試合の場とはいえ実にクラロワっぽくて良いですね。

次の試合ではX-Box Master選手がデッキ読み勝ちで奪い、3試合目は上手すぎる攻めと守りを披露して流石の強さを見せつけました。X-Bow Master選手はプレイに華があって見てて楽しいです。

セット3 KOH 2:30:15

機材トラブル起こりまくりで露骨にイライラした表情を見せるXiake選手。公式の大会でここまで機材トラブルが出てしまっては苛立つのも仕方ないですね。

再試合(2:34:55)でも機材トラブルが発生し、試合を終わらせるためにカードを切らざるを得ない状況になったのは情報アドバンテージの観点からすると不公平だったかもしれません。相手チームにその情報が伝わったのかどうかは不明瞭ですが。

流石に毎回毎回ここまで機材トラブルが発生するとプレイヤーも視聴者もストレスになってくるので、何とかして欲しいところです。

2:52:45からの試合は、DDaB0ngTVさんの許容が上手すぎてシビれました。ロイホグを美しく分散させて許容、ユーノはタワーで突進を受けてから雪玉で許容……OP Gamingは本当に選手層の厚いチームになりましたね。

Master Hong選手が不利を覆して得意のゴーレムを通してDDaB0ngTVさんを突破したものの、X-Bow Master選手が勝ちきってKOHを制しました。チーム全体が強すぎる……

どうでも良いですがX-Bow Master選手はゲーム外でもゲーム内でもカワイイですね。3:04:35でユーノを受け損なってぶひいいいいってスタンプ送ったり、勝利後に感情が行方不明になったガッツポーズをしたり。プレイングは恐ろしいですが。

マッチ3 Bren Esports VS SANDBOX Gaming 3:20:25

Bren Esportsは、皆大好きManong Jhipeeのいるチーム。今年はTobi SpiritHawkという格好良すぎる名前のオーストリアチャンピオンが新規加入したそうです。

SANDBOXは4人という最小構成での出場。Beaver選手が抜けてしまい、なんだかチーム状況が上手くいっていない印象を受けます。Beaver選手が何故チームを抜けたのかは不明ですが、もしかしたら兵役かもしれないというお話を軽く実況席ではしていました。詳細は不明です。

セット1 2on2 3:25:50

OP GamingとSANDBOX Gamingの2on2では、ラム神器やアースクエイクといった新時代の戦術が多く見られたので、なんとなくお互いにデッキが古いなと思ってしまいました。いえ、最適解に近いからそうなるのだとは思うんですけどね。

言葉を出すことで連携を取るBren Esportsに対し、ほぼ無言で息を合わせるSANDBOX Gamingのプレイスタイルが対照的でした。

Bren Esportsは許容に失敗してしまったかなという感じです。やっぱり許容は上級テクニックですね。難しいです。

セット2 1on1 3:36:50

オーストリアチャンピオン半端ないって。ゴーレムデッキなのにゴーレム使わないで逆転するもん。そんなんできひんやん普通。

「座右の銘 ネバーギブアップ」

この次のゲーム2では、本日青側初となる機材トラブルが発生。これにより、機材とネット回線のどちらが怪しいのかが不明に。

セット2 KOH 4:01:40

ついにManong Jhipee選手の1on1が見られました。登場するだけでコメントで応援されまくるManong Jhipee選手の人気の高さが印象的。プレイングも流石の上手さです。4:09:00の雪玉でダメージを追加するのとか素晴らしいです。岸さんもドズルさんも大興奮。

Manong Jhipee選手は2人抜きで敗れましたが、その後は中堅Jaii選手が大将を倒してBren EsportsがKOHを制しました。やはりKOHとなると選手層の厚さが結果に響いてきますね。SANDBOX Gamingはこのまま4人体制で今シーズンは行くのでしょうか?

おわりに

本当にレベルの高い試合が見られて嬉しいのですが、やはり機材トラブルの多さが少し気になるところでした。6回くらいは機材トラブルで試合が中断したのではないでしょうか。

今後はもう少しスマートな運営に期待ところですね。あとこの記事書くのに3時間くらいかかったので、個人的にももっと省エネで行きたい気分です。試合は熱いし実況は面白いしで気になるところ多過ぎでした。