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ラ・ラ・ランドはアカデミー賞を間違いで受賞してしまったことで逆に有名になってしまった映画かと思います。
だからこそ失礼ながら「選ばれなかった作品」という意識がどこかにありました。実際、ストーリーはついていけないところもあり、ミュージカル映画のほろ酔い気分な雰囲気を楽しめば良いのかなと思って脳死しながら観ていました。
結果的には、雰囲気が伝播したとかではなく、前向きでやる気が湧いてくるような気分にさせてくれる良い映画だと思えました。
ちなみにミュージカルのシーンは吹き替え版でも字幕になってます。私は字幕版で見ましたが、ミュージカルシーンはどちらで見ても吹き替えになっていました。
ストーリーの裏切り方がとっても情熱的
主人公はジャズの復権を目指す男セブと女優を目指すミアの2人。
2人とも夢を追ってはいるけど上手くいってなくて、そして2人ともまあまあやべえ奴というのが最初の方の印象でした。女は道の真ん中で車を止めてクラクションを鳴らされて中指立てちゃうし、男は男で宇宙人だし。
そしてこの2人が喧嘩しながらも親睦を深めて最終的にはハッピーエンド……というラブストーリーになるのかと思いきや、物語はそうはなりませんでした。
チャンスを掴んだら没頭しなければいけない、だからこそ夢を追うことには代償もある、でも代償を払う価値があるからこそ夢を追いかけるのって良いな情熱的だな、そんな風に思いました。
「AUDITION」に感動した……!
ヒロインのミアがAUDITIONを歌い上げるシーンはとても感動的で情熱が湧いてくるのを感じました。ラ・ラ・ランドのストーリーの核心的な部分が入っているので詳しくは紹介しませんが、私にとってラ・ラ・ランドはこのシーンを見るための映画だったと言っても過言ではありません。是非見て欲しいです。
劇中で使われているものとは映像も演出も全く違いますが、劇中で歌われている曲「AUDITION」の動画があります。
ちなみにAmazonプライムミュージックで視聴できるオリジナルサウンドトラックでは、劇場版と同じAUDITIONが聴けます。

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全編英語ですが、映画を見終わった後の余韻に浸るには最高の楽曲です。
最後に:情熱的な気持ちになりたいあなたに見て欲しい

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主人公たちは夢を追っているんだけど、なかなか上手くいきません。上手くいったと思っても、理想と現実にはいつも距離があります。
そんな現実が苦しくても、やっぱり夢を追うのって良いな、情熱的な生き方って素敵だな、そう思わせてくれる映画でした。
最後の最後、映画の後味も素敵でした。なんだかヒロイックな気持ちになれました。
目標はあるけどやる気がでない、そんな方にこそ観て欲しい映画です。きっと前向きな気持ちになれると思います。